杉並区が介護疲れのチェックリストを作成していますので、ご紹介します。
全部で9項目ありますので、お茶でも飲みながら、チェックしてみてください。
1.毎日の生活に充実感がない。 はい いいえ
2.これまで楽しんでやれていた事が、楽しめなくなくなった。 はい いいえ
3.以前は楽にできていた事が今ではおっくうに感じられる。 はい いいえ
4.自分は役に立つ人間だとは思えない。 はい いいえ
5.わけもなく疲れたような感じがする。 はい いいえ
6.悲しかったり、落ち込んだり、憂うつだったりする。 はい いいえ
7.仕事や趣味、普段楽しみにしていることなど、たいていのことに興味が持てない状態が続いている。 はい いいえ
8.困ったときに、相談できる相手はいますか? はい いいえ
9.寝込んだ時に、身の回りの世話をしてくれる人はいますか? はい いいえ
<判定方法>
以下の全てに該当する方は、やや心がお疲れのようです。
1~5で「はい」が2つ以上
6、7で「はい」が1つ以上、さらに、
8、9で「いいえ」が1つ以上の方
高齢者のご相談は、杉並区の場合、お近くのケア24が窓口となっています。
お近くのケア24がどこかお分かりにならない方は、区役所や当診療所にご連絡ください。
介護の期間が長くなったり、患者さんの状態が安定しなかったりすると、自分でも気づかないまま、身心の疲れが蓄積していってしまいます。こうしたチェックリストなども活用しながら、ご自身に目を向ける機会を作ってくださいね。
当院でも、今後患者さんのご家族が集まって意見交換をする場などを設けていきたいと考えています。
今日も出来なかったことの数より出来たことの数を、不幸の数より幸せの数を数えてみてください。小さい幸せ(空がきれい、ご飯が美味しい‥)も数に入れれば、結構幸せだと気付くはずです。